Project

Recent Entries

タグ一覧

Calendar

2024年5月
« 11月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
 

Monthly Archive

  • 2020年4月 (1)
  • 2018年3月 (1)
  • 2017年11月 (1)
  • 2017年4月 (1)
  • 2016年9月 (1)
  • 2016年4月 (2)
  • 2016年3月 (6)
  • 2016年2月 (2)
  • 2016年1月 (6)
  • 2015年12月 (6)
  • 2015年11月 (2)
  • 2015年10月 (6)
  • 2015年9月 (1)
  • 2015年8月 (5)
  • 2015年7月 (5)
  • 2015年6月 (7)
  • 2015年5月 (5)
  • 2015年4月 (1)
  • CAPEワークショップ:A Workshop on Robot Ethics が開催されました

    2015年11月27日

    去る11月27日(金)に本学文学部校舎でロボット倫理についてのCAPEワークショップを開催しました。

    前半は、滋賀大学の神崎宣次先生がオーガナイザーを務める日本のロボットをめぐる社会状況についてのディスカッション。
    2015年4月に起きた首相官邸ドローン落下事件や、9月に成立したドローンの利用場所や大きさを制限する改正航空法(ドローン規制法)、それらに対する法律の専門家の意見などを紹介。
    ドローン規制法が性急だと批判される中で、リスクを予想してあらかじめそれを回避するため事前規制を念頭におくべきか、自由な研究、経済活動を保障した上で事件が起きた後の補償をを重視するか、というリスクについての向き合い方が問題となりました。

    後半は、モナシュ大学のロバート・スパロー先生の講演で、殺傷能力のある軍事ロボットの利用を禁じるべき根拠について論じていただきました。
    その根拠として、直接人を殺傷するわけではないがゆえに、操作する人間の戦闘行為への心理的抵抗感が減ってしまい、安易な殺戮に結び付く危険性がある、というもの、
    敵・味方、民間人と戦闘員の識別機能がロボットの場合、人間に比べて低いということがあげれられました。
    また、「戦闘行為にも倫理規範が存在する。意思をもたない機械によって殺されることは人の尊厳を損なう望ましくない行為である」という論点が提示され、これについて特に議論が盛り上がりました。

    お忙しい中参加して下さったみなさま、どうもありがとうございます。
    IMG_0241

    CAPEについて
    ご挨拶
    ミッション
    応用哲学・倫理学
    学内連携
    国内連携
    国際連携
    関連する過去の活動
    メンバー
    伊勢田 哲治
    上原 麻有子
    出口 康夫
    大河内 泰樹
    児玉 聡
    海田 大輔
    大塚 淳
    大西 琢朗
    伊藤 憲二
    マイケル・キャンベル
    研究員
    教務補佐員
    運営委員会
    CAPE Lecture・WS
    CAPEレクチャー
    CAPEワークショップ・
    シンポジウム等
    プロジェクト
    生命倫理
    環境倫理
    情報倫理
    研究倫理
    実験哲学
    ロボット哲学
    宇宙倫理
    分析アジア哲学
    動物倫理
    ビジネス倫理
    教育・アウトリーチ
    教育活動
    入門書紹介
    メディア
    臨床倫理学入門コース
    研究倫理学入門コース
    出版物
    出版プロジェクト
    研究業績
    single
    生命倫理のひろば投稿

    <生命倫理のひろばでのルール>

    • 読みやすさを考えて、文字数は400 字以内におさめてください(最大800 字まで)。
    • 投稿の際には「ニックネーム」を指定できます。
    • 質問やコメントの掲載までに1 週間前後かかる場合があります。
    • 一度に多数の投稿をいただいても掲載できない場合があります。
    • 「生命倫理のひろば」の主旨にそぐわないコメントや以下の内容を含むものは掲載できません。

       ● 営利目的の情報 ● 不必要な個人情報 ● 人を不快にさせるような記述

     ※ 読みやすさの観点等から、コメントおよび質問の文言をこちらで修正することがございますので、
       予めご了承ください。

    回答者一覧

    児玉 聡 ( 京都大学・文学研究科、倫理一般)
    佐藤 恵子 ( 京都大学・医学部附属病院、生命倫理)
    鈴木 美香 ( 京都大学・iPS 細胞研究所、研究倫理)
    長尾 式子 ( 神戸大学・保健学研究科、看護倫理)

    生命倫理のひろば 質問・コメント入力フォーム

    ※印は、入力必須の項目です。(お名前、ニックネームは、いずれか必須となります)
    お名前
    ニックネーム

    ※投稿の署名欄には「ニックネーム」を表示します。
    「ニックネーム」の記入がない場合は、投稿の署名欄に「お名前」を表示します。
    E-mail

    ※コメントの掲載についてご連絡する場合がございますので、メールアドレスは必ずご記入ください。

    タイトル
    コメント
    ありがとうございました。ご入力が完了しましたら、【確認】をチェックして投稿ください。
    上記内容を確認しました 確認

    ×