研究倫理
研究者はただ自分の興味にしたがって研究していればよいというわけではありません。ねつ造や盗用をしないといういわゆる研究公正、被験者に対する責任、動物実験における福祉への配慮、社会への説明責任など、研究の遂行に関わるさまざまな規範が存在します。そうした規範にただ言われたから従うというのではなく、根拠にさかのぼって考えることが重要であり、本センターの研究プロジェクトでもあります。
シンポジウム「これからの研究公正のあり方について考える」を開催します
10月24日(土)に下記の要領で研究倫理に関するシンポジウム「これからの研究公正のあり方について考える」を開催いたします。
第1回「研究公正の理念の学際的検討と日本的な研究倫理の構築」研究会を開催します
下記の要領で第1回「研究公正の理念の学際的検討と日本的な研究倫理の構築」研究会を開催いたします。
「人文・社会科学のための研究倫理シンポジウム」が開催されます
10月10日(土)に上智大学四谷キャンパスにて「人文・社会科学のための研究倫理シンポジウム 研究公正と研究倫理を問い直す-理念・制度・教育-」が開催され、センター員の伊勢田哲治が登壇いたします。
- 日時 2015年10月10日(土)13:30-18:00
- 場所 上智大学四谷キャンパス 2号館「2-408教室」
- 講演者:伊勢田 哲治 氏(京都大学)、笹川 光 氏(日本学術振興会)、奥田 太郎 氏(南山大学)
- プログラム:
•13:30-13:40 趣旨説明
眞嶋俊造(北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター 准教授)
•13:40-14:20
伊勢田 哲治 氏 (京都大学大学院文学研究科 准教授/京都大学応用哲学・倫理学教育研究センター員)
「TBA」
•14:20-15:00
笹川 光 氏(日本学術振興会 参事兼研究倫理推進室長)
「研究不正防止の課題と取り組み」
•15:00-15:40
奥田 太郎 氏(南山大学社会倫理研究所 准教授)
「『人文・社会科学のための研究倫理ガイドブック』の使い方」
•15:40-16:00(休憩)
•16:00-18:00 ラウンドテーブル
水谷雅彦(京都大学)、金光秀和(金沢工業大学)、笹川光(日本学術振興会)、中原聖乃(中京大学)、奥田太郎(南山大学)、村上祐子(東北大学)
- 参加費:無料(事前申込不要)
- 主催:科学研究費基盤研究(B)「『新しい』専門職の職業倫理:理論と実践の架橋を目指す領域横断型研究」
共催:北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター
協賛:京都大学大学院文学研究科応用哲学・倫理学教育研究センター
上智大学文学部哲学科/大学院哲学研究科
上智大学生命倫理研究所
南山大学社会倫理研究所
平成27年度科学研究費挑戦的萌芽研究に採択されました
当センター長の水谷雅彦が代表を務める研究課題「研究公正の理念の学際的検討と日本的な研究倫理の構築」(研究課題番号:15K12811)が平成27年度科学研究費挑戦的萌芽研究に採択されましたので、お知らせいたします。