現代の分析哲学や非古典論理などの知的道具立てを用いてアジア思想を再解釈し、ひいては21世紀の新たな哲学知の構築を目指す、それが「分析アジア哲学」と呼ばれる新分野の使命です。ここで言う「アジア思想」には、仏教・儒教・道教・ヒンドゥー教などの伝統思想に加え、京都学派や現代新儒家といった近現代の哲学も含まれます。分析アジア哲学は、アジア思想が持つ様々な発想を、単なる知的骨董品として扱うのではなく、現代でも通用する哲学的アイディアとして甦らせることで、現代哲学の議論をより豊かにすることを志向しているのです。本センターは、アジアを中心とした海外の研究者とのネットワークを構築することで、分析アジア哲学の世界的な教育研究拠点を構築することを目指しています。
*応募締め切りが4/15に延長されました。
2016年8月19日・20日の両日、ソウル大学で第三回東アジア現代哲学会議(CCPEA 2016) が開催されます。CCPEA は2012年に台北、2014年に京都でそれぞれ開催され、東アジアのみならず、世界各国の哲学研究者が集い、活発な討議が繰り広げられました(過去の大会については下記HPをご参照ください)。今回も多くの方々がご参加・ご発表くださるよう、お呼びかけをさせて頂きたいと存じます。Call for Papersはこちらからもご覧いただけます。
First Conference on Contemporary Philosophy in East Asia
http://deptphi.ccu.edu.tw/CCPEA2012/CCPEA.htm
The 2nd Coference on Contemorary Philosophy in East Asia
https://www.cape.bun.kyoto-u.ac.jp/ccpea2014/index.html
Title:The 3rd Conference on Contemporary Philosophy in East Asia (CCPEA 2016)
Venue:Seoul National University
Date:August 19-20, 2016
Official Language: English
Program: Plenary Lectures, Contributed Papers, Symposia
Registration: On-site (on-line registration is not required)
Registration Fee: Free
Conference Website: http://www.ccpea2016.kr
Contact: ccpea2016@snu.ac.kr
Host: Institute of Philosophy, Seoul National University
January 15, 2016 Conference website opens. Call for papers
April 15, 2016 March 6, 2016 Abstract submission deadline
May 13, 2016 Notification of acceptance
June 2016 Conference program and abstracts announced