近年、ベランダでの喫煙などにも厳しい目が向けられていますが、どのような条件が満たされれば、喫煙を正当化できるのでしょうか?
なんとも難しいですけど、ロンドンやトロントでは結構、スモーカーを見ますよ。もちろん外でですが。トロントでは喫煙しながら歩いている人も見かけます。
日本ではマンションのような集合住宅では、ベランダも気になるところですね。吸ってない人には嫌なものです。
喫煙者の人はリスクを知って喫煙しているでしょうけど、正当化できる条件としては、周囲に配慮することができていれば、、、という感じでしょうか。
ここでの配慮とは、ベランダで吸って、灰や吸殻を外にポイ、は配慮なし。ベランダで隣の窓が開いているにも拘らず、たくさん吸い続けている、消さずにおきっぱなしにするのは配慮なし。
密室で吸うということもありかもしれませんが、密室を作ることに費用がかかるという点は、これまた議論を呼ぶように思います。
● 営利目的の情報 ● 不必要な個人情報 ● 人を不快にさせるような記述
※ 読みやすさの観点等から、コメントおよび質問の文言をこちらで修正することがございますので、
予めご了承ください。
回答者一覧
興味深いご質問ありがとうございます。
まず、他人に対する影響とは無関係に、自分の幸福のみを考えて喫煙をすることが正当化できるかですが、合理的に考えたいなら、喫煙の利益とリスク(健康被害、依存症等)について十分に知識を得たうえで検討することをお勧めします。
とくに喫煙を続けた場合に高齢になってかかる可能性のあるCOPDは、悪化するとプールに溺れたような苦しさを覚えるということですので、遠い将来のことかもしれませんが十分に想像力を働かせて考えてみてください。
ただ、正確な情報がなかなか得られないこともあるので、迷った場合には吸わない方が賢明であるかもしれません。
次に、他人に対する影響を考えた場合ですが、正当化の原則は他者に危害を与えているかどうかであると思います。
ベランダ等で吸っていても隣の住民に(長期的には)健康被害等を与える可能性がありますので、十分に注意して煙の行方を追っていただければと思います。ただし、隣の住民が十分な理解のうえ同意していれば問題ないと思われますので、回覧板などを用いて近隣の全住民から同意を取った上で堂々と吸うということも考えられるでしょう。あるいは無人島ないしヒマラヤ山脈の頂上などに一人で行って吸うということも考えられます。